白鶴荘では、毎月施設内で研修会を開催し、
職員の技術向上や法人内の連携促進に努めています。
毎月の研修テーマは様々ですが、6月は外部講師を招き、
感染症についての勉強をしました。
テーマは、 『食中毒』 『MRSA』 についての予防方法 です。
この時期は食中毒が多い時期でもあります。
高齢者は抵抗力が弱い場合が多く、
少ない細菌量でも事故が起こってしまう可能性が高いということから、
毎年2回は感染をテーマに挙げています。
↑ みんな熱心に聞き入っています。
皆さんは食品衛生の3原則をご存じですか?
①清潔=菌をつけない
②迅速・冷却=菌を増やさない
③加熱=菌をやっつける
だそうです!
②は冷蔵・冷凍の管理をしっかり行うこと。
③は中心温度75度で1分以上しっかり加熱すること。だそうです。
今回は①の 『菌をつけない』→手洗いの実施 について。
普段、何気なくしている手洗い。
自分はしっかり洗っている!と思っていますが・・・・。
手に、紫外線に反応するローションを塗っていただき、
その後手洗いをして、どれぐらい落ちているかという実験を行いました。
洗えていないとローションが残り、ブラックライトに反応して見えるのです。
結果はコチラ ↓
この方、右手でしっかり左手を洗いあげていますが、
肝心の右手はよかったのでしょうか?(笑)
次はこの方。
指先は写真の加減で白く見えますが落ちていました。
頑張りましたが、親指の付け根やしわのあたりなど、ところどころに残っていますね。
いや~。
改めてしっかり洗わなければ。
この後、みんなで手指消毒手順を再確認しました。
ちなみに爪は長いほど不潔になります。
その差は0.5ミリの爪にある細菌を1としたとき、
3ミリの爪なら810倍にもなるそうです。
コワイ!!!!!
あと、皆さんがよく口にするペットボトル飲料。
直接口をつけて飲みますよね?
常温でそのまま置いておき、再度口をつけるを繰り返すと、
細菌が増加するという・・・・・(;一_一)
当然といえば当然ですよね。
コップに移して飲むのがベストだそうです。
ご家庭でもお気を付けください。
いや~、基本って重要です。
本当に勉強になりました。